夜の散歩をしないかね

超主観的~hounen mansaku~夏祭り空[ku:]


高1の夏。そのころはC&A一筋で全くと言っていいほど他の音楽になんて興味の欠片もなかった。
そんな時に桜井さん大好きな友達にライブに誘われる。理由は私がライブ経験者だったから。
運命の1995年7月30日。っていうか暑い。とにかく暑い。
野外は初めてだし、ミスチル自体をちゃんと聴くことが初めてなくらい。
朝から炎天下の下並ばされて、ファンでもないのになんでこんなことしてるんだろう。
リハが聴こえててもちょっと帰りたくなっていた。
「誰見るか決めとけば?」「・・・・じゃこの人。」

ダウンタウンにはまっていた私が選んだ人間、
それがパンフの表紙田原さんだった。 
夕方。
始ったはいいが、オープニングが長い!!
誰がメンバー??ま~だ~??そして桜井さん登場。やっと始まる。
全く聴いたことのない歌が流れていく。
そしてとりあえず、くらいで田原さんというギターの人を見てみる。
でも。雨のち晴れというらしい曲のギターを弾いてるその人。
後ろのスクリーンにアップ。
難しそうな音なのに平気そうな顔して弾いてる。

桜井さんとその周りを踊るダンサーを邪魔だと思ってしまう。ギターが見えないから。

あらら、次ぎの曲はひっこんじゃった。(思春期の夏のため)
かえるの歌とか楽しいのに気になる気になるギターの人。

やたらセクシーな曲(ラヴコネ)でさっきとは違うギターの音。

「同じ人!?っていうか・・・かっこいい??」

やっと知ってる曲「everybody goes」でスクリーンに顔がメンバーの顔が次々と映る。
「あ、あの人だ!!」
探している自分。
イノセントワールドは何とか歌えて一旦静まる。めちゃくちゃ寂しい。

「さっきの人もう一回見たい!!!」
 アンコール一曲目。その曲で落ちた。激しいギター。
「この人SEXY!!めっちゃかっこいい!!!」
んでTomorrow never knows大合唱。


「っていうかあの人マジかっこよくない!?」

後ろで「田原さ~ん」と叫ぶ声にもう嫉妬する私。で、負けずに叫ぶ。

「田原さ~ん!!!!」隣の友達はかなりビックリしていた。

シーソーゲームとういう曲が終わった後、私は友達に一言。
「ギターの田原さんだっけ??あの人私かなり好きになってしまった!!!」
 

「超セクシー!!超かっこいい!!!」友達が桜井さんの感想を言えないくらい私はマシンガンのように語る。

帰り道、私はもう田原さんという人の事で頭がいっぱい。

帰って母親に「やっぱASKAさんの方が良かった?」と聞かれる。

私は「・・・やばいね。」と意味不明の言葉を残してその場を去る。

次の日、学校では桜井さん好きの友達がライブの話を皆にしている。

当時ミスチルはその子のモノだった。C&Aが私のモノのように。

だからそこに私が入ってはいけないのだ。その領域を侵してはいけないのである。

それから私は隠れミスチルファンとして一部の人にのみ、その凄さを見せつけていた。

そして周りの誰もが田原さんの良さを分かってくれないことをいいことに、

独り占めの気分でかなりの勢いで田原さん好きになっていく。



 1995/7/30 海ノ中道海浜公園野外劇場曲順

虹の彼方へ、メインストリートへ行こう、LOVE、CHILDREN’SWORLD、my.life、

マーマレッドキッス、雨のち晴れ

思春期の夏、君がいた夏、抱きしめたい、CROSSROAD、[es]、フラジャイル、RoundAbout、DanceDanceDance

ラヴ・コネクション、everybody goes、星になれたら、イノセントワールド

~アンコール~

and close to you 、Tomorrow never knouws、シーソーゲーム

★やっぱ野外は夕暮れだったな、と背景をまた変えました。野外ならではの演出。

日が暮れるにつれて私も田原さんに落ちていきました★